白山吹の実

今週の御稽古のお花です。
チョッと写真では見辛いのですが、黒い実が白山吹の実だそうです。
黄色いヤマブキ(山吹)とは違い、白い4ツの花びらが、シロヤマブキ(白山吹)だそうです。

江戸城を築城した太田道灌の故事で有名である「七重八重 花は咲けども 山吹の 実の一つだに 無きぞ悲しき」
に歌われたヤマブキ(山吹)は実の生らない八重咲きのもの。
シロヤマブキ(白山吹)はヤマブキ(山吹)とはいっても全く違う品種だそうです。
御花もそうですが、茶道の道は奥深いな~といつも思います。
花器は「大樋焼」十代 大樋長左衛門(年朗)だそうです。
先生が函館のデパートで、衝動買いしたそうで・・・色が個性的で、大樋っぽく無い所が良いですよね。
御稽古は、そんな御茶目な先生にお会いできるので、今の私にとっては大切な癒しの時間です。
先生や同じ社中の皆さんには、いつも感謝の気持ちでいっぱいです。スタッフのジュンコでした。