2020年6月紙遊クイズ答え

このキャラクターは『がんぴー』という紙遊オリジナルキャラクターです。
和紙の原料の一つである、“雁皮”という名前の植物の妖精(という設定)です。

雁皮の葉っぱが背中に生えているのが特徴的ですね。
季節によっては花を咲かせることもありますよ♪

この“雁皮”という植物は栽培が困難なため、紙漉きの原料とする際は、
山林に自生している自然種を使用することがほとんどだそうです。
その他の和紙の原料である、楮、三椏よりも和紙にするまでの処理がかかる、
そして若干扱いにくい感じをそのままキャラクターの“個性”としています。
とはいうものの、雁皮紙は、なめらかで光沢がある紙肌が特徴的で、
その美しさと風格から紙の王と評されたことがあるほど上質なものとも言えます。

自分が持っている魅力をもっとわかってもらいたい、でもなかなか上手くいかないというキャラクター設定を経て、がんぴーは誕生しました。
その硬い表情は皆との距離感を保ちつつも、本当は歩み寄りたいというヤマアラシのジレンマのような気持ちが漏れ出ているのです。
よかったら、可愛がってあげてください。犬のようにはなつきませんが・・・。


【がんぴーの設定】
 ・雁皮の妖精
 ・基本的に無表情だが、目と口の大きさの違いなどで感情表現をしている
 ・さみしがり屋
 ・ツンデレ ※デレがほとんど見受けられない
 ・二足歩行を基本とする
 ・古代からいる
 ・作者の気分で設定が変わりがち


以上、紙遊クイズでした~。