人命救助の講習を受けてきました♫

ごきげんよう!スタッフのアツシです。

先週の土曜日に地元の消防団の方から人命救助について講習を受けてきました。


今回のブログは、いつもより少し長めな文章になりますが
その内容を少し書込みしてみたいと思います。
ご興味がある方は、是非ご覧ください。

(1) 先ず目の前に倒れている人(以下 被害者)を見かけた時は
周囲を見渡し、自動車の通りなどに注意し自分の安全を確保して
二次災害に繋がらないように注意します。

(2) 次に被害者の意識があるか確認するため声掛けをします。
この時に、被害者の耳元でしっかり聞こえるように
肩などを叩きながら声掛けをすると尚良いそうです。
(ケガなどの状況に応じての対応が必要になります。)

その後、被害者から反応があった場合は状況に応じて119番通報をします。
そして、反応がなかった場合は次の(3)へ

(3) 被害者の腹部などを観察し、被害者が呼吸をしているか観察してください。
被害者が呼吸をしていない(心肺停止状態)場合は、次へ

(4)被害者が倒れている現場の周囲に人がいるようであれば
その人に119番通報とAED(automated external defibrillator)を
探してきてもらえるように指示を出します。
人がいない場合は、自分で落ち着いて119番通報をして

(5)ここが1番のポイントになります。
  いよいよ胸骨圧迫(心臓マッサージ)をおこないます。

被害者の胸部のちょうど中央に、自分の片方の手のひらと、手首の間(根元)を置き
もう片方の手を、その上に添えます。
(人間の心臓の位置は、中央より左側と覚えている方もいらっしゃると思いますが
実は、心臓は中央位置あり、やや左に傾いた状態にあります。)
そして自分の体重を乗せてかなりの力を入れて行います。(以下図)

力を入れて押したら骨が折れてしまいそう・・・と思っていましたが
ここは遠慮せずにやらないと命を失う危険があります。
人命と骨折・・・どちらが優先かは、すぐに分かりました。

この胸骨圧迫を100回/分のペースで行ってください。
ペースの参考として『ドラえもん』の歌(あんなこといいなぁ♪)が良いそうです。
(被害者が女性の場合も同様ですが、子供の場合は片手のみで行い、1歳未満の乳幼児は指2本で行います。)

(5)AEDが届いたら、すぐ蓋を開けて電源ボタンと押してください。
すると自動でアナウンスが流れパットを出して貼り付けるよう言われます。
そうしたら、バットに描いてある絵のとおりの場所に貼り付けます。
基本は心臓を挟み込むように貼り付けることと
肌に直接貼り付けないと意味がありません。

次にパットの反対側にあるコネクターをAED本体の指定場所へつなぎます。

この時に周囲に人がいる場合は、被害者から離れるように指示してください。
(AEDが心電図測定をする時に正しいデーターを測定するため)

AEDの指示が出たら、電気ショックのボタンを押します。
(この時も、ボタンを押す前に再度周囲へ離れるよう指示してください。)

このあともバットは剥がさずに、AEDからの説明にしたがい胸骨圧迫を続けます。

そして、この動作を救急車が現場に到着するまで続けなくてはいけません。
かなりの力作業ですので、周囲の人へ協力を要請し、尊い人命を救助できるように
日頃からいざと言う時のために、心掛けていきたいものです。

最後まで、ご覧いただきありがとうございました。